【R-18G】【R-18E】カインの食卓

「私はね、一度でいいから家族と食卓を囲みたかったんだ!」死体を椅子に座らせながら男が笑う。「でもおかしいね、私に家族はいないんだ。どこに行ってしまったのかな?」血脂に塗れたテーブルの上座へ座り、椅子の背に凭れる。「だからね、君。私の子供にならないかい?」「君の家族は私が殺してしまったからね!」そう言って手を広げる男の顔は、酷く愉し気だった。(それはまるで無邪気な子供の様だった) 項目 内容 システ…

【R-18G】【R-18E】カインの食卓

瞠瞠巡るは魯鈍の廊

拷問監禁されて暫くが経つ。 ─────────────────────── 虫が足を這いくすぐって崩していく。すりガラス越しに青空が見える。頭にビニールを巻いたように知覚が遮られている。みんながみんなこちらを覗いている。暖かい空気が生ゴミの臭いを立ち上げている。もう3度も同じところを回っている気がする。 ─────────────────────── 項目 内容 システム クトゥルフ神話TRPG(…

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